2,006年3月6日〜7日、部キ連で第14回狭山現地調査・学習会、第8次狭山再審・証拠開示要請(検察庁)が行われました。

 3月6日、午後3時30分からビデオ「造花の判決」を視聴、午後7時から狭山事件の話をさせていただきました。
 
 7日は午前9時から狭山の現地調査をはじめられました。曇り空でとっても寒い一日でしたが、現地案内をされた方に多くの質問が出され、復元された「鴨居」のある現地事務所に着いたのは12時近くになっていました。

 
 参加していただいた方から「3回目の家宅捜索から万年筆が見つかったという『鴨居』がこんなに低いとは思わなかった『百聞は一見に如かず』と言われるが矛盾が本当によくわかった」「なぜ裁判官はここに見に来ないんでしょう。ここに立てば、あのような判断で棄却できないから来られないんでしょうね。でも裁判官として正しい判断をすること、そのためには少しでもおかしいことや、矛盾があれば、それを糊塗し、正義をねじまげるようなことはしないで、真摯に真実と向き合う姿勢こそが求められるのに、なぜそれをしないんでしょう」等出されました。

 「昨年(2005年)3月8〜9日に現調に来た。そのとき、石川さんたちから3月24日は弁護団が新証拠・補充書を提出、3月25日には狭山事件の再審を求める会(代表・庭山弁護士)が最高裁に署名を届ける約束をしていると聞いていた。私たちも期待していた。3月9日、最高裁、最高検に要請行動に行き、証拠開示と、事実調べを行えと訴えてきたが、その1週間後、最高裁は突然棄却した。要請行動に行ったばかりだったので私たちも大きなショックを受けた。今度こそと訴えていた石川さんのことを思った。しかし、その後石川さんの「勝利するまで闘う」との決意を聞き、私たちもしょげている場合ではないと、今回も狭山に来た。私たちも共に闘う」との挨拶を頂き、1年前のことがまざまざと蘇ってきました。


 休むまもなく、午後から検察庁に「証拠開示」の要請行動に行ってくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。

 現地事務所の傍の空き地につくしが顔を出していることに気がつきました。私が子どものころ吉野川(徳島県)の堤防へ「つくしんぼ」を取りによく行きました。
 今は吉野川の堤防にいっぱいの「つくしんぼ」がでてるんだろうな〜と思いながら・・・・・カメラに収めました。


あのような判断」について
弁護側主張

被害者のものとされる万年筆が石川宅「鴨居」から発見された経緯について2回の徹底した家宅捜索で見つからなかった万年筆が、3回目にお勝手入り口の鴨居から発見されたのは不自然である

棄却
決定
「本件鴨居上の奥は視点の位置や、明るさによっては見えにくく、意識的にその場所を探すのであれば格別、さっと見ただけでは万年筆の存在が分かるような場所とは必ずしもいえず、見落とすこともあり得ると認められるから、弁護側の主張は成り立たない」
反論 現場検証をしないで決定を出しています。また、警察官の捜索は「意識的に」「あらゆる場所を」「見落としのないように」するものです。鴨居の高さは175,9センチ  奥行きは8、5センチしかありません。見落とす場所なのかどうか、実際に見て判断をしてほしいのです。