
44年前の5月1日、事件が発生、5月23日、石川一雄が別件で逮捕され、狭山事件の犯人とされました。無実を叫び続けながら、1994年12月、仮出獄で社会に出て来ましたが、いまだ冤罪は晴れていません。2006年5月23日、東京高裁に第三次再審請求を申し立て、事実調べ、再審開始を求めて不屈に闘っています。
2007年5月1日、「狭山事件の再審を求める市民の会」による現地調査がありました。「市民の会」代表の庭山英雄さんの案内で、小雨のなか狭山市駅前を午後2時、現地調査に出発しました。4時過ぎ、復元された「鴨居」のある現地事務所に帰るころには雨も止みましたが、肌寒い中の現調となりました。
近くの集会所で、自己紹介や、意見交換が行われました。
映画「それでもボクはやっていない」を撮られた周防正行さんは、冤罪事件として狭山事件を34年前、高校生のとき知ったそうです。政治闘争としての狭山という感があったそうですが、刑事司法を勉強して改めて狭山事件を裁判という角度から見たいと思ったそうです。所沢のNさんは4月30日の埼玉新聞で5月1日に現調があることを知り、参加してくださったそうです。マスコミ関係者、反差別国際運動(IMADR)の活動をされているかた、アメリカからIMADRの研修に日本に来られている2人の参加もありました。
IMADRのMさんは2度目の参加ですが昨年10月、英語版の狭山事件のホームページを立ち上げ、世界に狭山を発信されています。参加してくださった方はそれぞれに問題意識を持ち、また、学生のとき狭山事件を知ったという方がほとんどでした。
石川は、なぜウソの自白をしたのか。獄中で文字を学び、取り戻した文字で無実を訴えていったこと。5月23日には、100万を超える署名を裁判所に突きつけ、三次でなんとしても事実調べを行わせ、再審を実現させたいこと等話し、雨の中現調をしていただいたお礼と、支援を訴えました。終了予定時間の6時半を越えても話はつきませんでした。
短い時間ではありましたが、とても楽しく充実した交流会でした。
雨の中の現調ありがとうございました。