長野から現調     

 2019年7月2日、長野県 木島平村から現調に来て下った。
9時半から現調をされ、11時過ぎに現地事務所に。その後富士見集会所で交流学習会。
長野からは、毎年多くの人が現調に来て下さっている。7月25日は、長野県民共闘会議からの現調、10月には解放子ども会からの現調も予定されている。石川にとって、子ども会から現調に来てくださることは、大きな力になっているようだ。

   

夏休みの7月8月にも、子ども会からの現調が予定されている。自分自身を振り返り、臍を噛む思いや、悔しかったこと、悲しかったこと、様々な思いが交錯するなかで、やはり、教育を十分に受けられなかった子ども時代にたどりつくのだろう。蒸し暑い一日だった。皆さん汗をぬぐいながら、現地を歩き、現地事務所の「かもい」の前で説明を聞き、「万年筆は、こんなにわかりやすい場所にあったんだ。裁判官に来て見てもらいたい」と感想を出されていた。


 午後からは「日刊ゲンダイ」の取材。12時半ごろから3時半過ぎまで、取材され、その後、現地調査をされた。いつ頃掲載されるかは未定だが、2回に分けて掲載の予定だそうだ。日刊ゲンダイは反権力の姿勢を貫いている。取材依頼文にも共感した。これまでも袴田巌さん、秀子さんの記事が掲載されていた。どのような記事になるか楽しみにしている。


 7月1日、メールが届いた。大切な友人であり、狭山の支援者Tさんの息子さんからだった。「母が昨日亡くなった」とのこと、驚きとショックで声もでなかった。6月29日、Tさんからお手紙が届いたばかりだった。「体調が悪いのでしばらく活動ができないけれど、いつも応援しています」(一部抜粋)と書かれていた。翌日の6月30日は千葉の住民の会から現調だったので、皆さんにTさんからのお手紙を紹介したばかりだった。今から思うと苦しい中を力を振り絞って書いて下さったんだろう。彼女は体調がよくなく、現調にはなかなか来られなかったが、千葉で開かれる狭山学習会には必ず来てくださっていた。いい報告もできないままに、大切な人がまた天国に旅立たれた。Tさん ありがとうございました。必ず勝利し報告に行きます。合掌