2007年4月27日、部落解放同盟中央本部で拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会が開かれました。
 組坂中央本部委員長が半年あまりの間に91万筆あまりの署名が集まったことへのお礼と「狭山の勝利なくして部落の解放はない。老少不定、石川さんが元気な間になんとしても無罪を勝ち取りたい」と挨拶されました。

 中北狭山再審弁護団事務局長がこの間の弁護団の取り組みと3月30日に高裁に提出した新証拠・補充書について報告、説明がされました。「4月23日、弁護団が東京高裁第4刑事部・大野市太郎裁判長に面会し、鑑定人尋問など事実調べ・再審開始を行うよう強く求めたこと。3月6日東京高検高崎検事と証拠開示交渉をしたこと、4月5日高検の担当検事が佐々木正輝検事に交代したこと、今後も検察官手持ちの証拠開示を強く求めていくこと」など報告されました。 

武田さん「裁かれるべきは
警察と検察」

 特別報告として「志布志事件全員無罪判決をかちとるまで」と題し武田佐俊さん(住民の人権を守る会事務局長)より報告がありました。「鹿児島事件(志布志事件)と44年の狭山事件は内容・背景は同じ、裁かれるべきは警察と検察、被告とされた人と共に苦しみを共有しないと勝てない。多くの冤罪事件がある。それぞれが孤立しない闘いが求められるのでないか」等話されました。

 松岡徹中央本部書記長より「当面する闘いの方向」として「100万人署名は4月27日現在で960461筆集まっている。100万人の署名を早期に達成したい。5月23日、狭山事件の再審を求める市民集会を成功させよう」と提起されました。

 狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会事務局長の鎌田慧さんは「署名をなんとしても100万人突破し、5月23日東京高裁に提出したい。100万集めるプロセスが大事。ネットをはる、ルートを作る。市民運動に参加していく。狭山もほかの運動と一緒にやっていく、作っていく運動が大事。狭山事件、袴田事件、名張事件等、40年の闘いを一気に跳ね返そう。世論を動かすこと。世論の力で裁判官に勇気を奮わせ、3事件を解決させよう。」と話されました。 

会場から「自らが行動し、体験
してこそわかる事が
・・・」

 兵庫・青森・大阪・熊本・福岡・神奈川県等、出席された方たちからも多くの意見が出されました。 

 最後に狭山事件の再審を求める市民の会・代表の庭山英雄さんから「5月1日に『狭山事件の再審を求める市民の会』が狭山現地調査を行うが、『Shall We ダンス?』や『それでもボクはやっていない』を撮った映画監督の周防正行さんが参加される。私は学者として狭山事件を学会に広めることが使命と思っている。

庭山代表「全国の皆さんの協力を」

学会誌に論文を発表している。それぞれがそれぞれの持ち場で力を出し合い、狭山事件の再審請求をぜひ成功させたい。全国の皆さんの協力をお願いしたい」と話されました。

 とても元気をいただいた会でした。
 全国各地から出席していただいた皆さんに感謝すると共に、時間が短くて十分交流できなかったことを申し訳なく残念に思いました。
 ほんとうにありがとうございました。