2008年2月17日、大阪で西岡智さんの「荊冠の志操」出版記念会が開かれました。
1月、西岡さんが贈ってくださった「荊冠の志操」のページを開くと『「信頼する無二の友 石川一雄様 早智子様 「狭山」の完全勝利なくして部落の解放なし「狭山」の石川さんの不屈の闘いに学び故・石川両親と全国行脚走馬灯の如し。再会を楽しみに! 老・壮・青・子四結合「狭山」闘争 西岡智 』との西岡さんの力強いサインがありました。石川も走馬灯のように、70年代80年代の獄中での闘いを思い出しながら、一気に読ませていただき、出版記念会に出席させていただくことを楽しみにしておりましたが、この日、他で狭山集会を開いてくださるということで、出席は叶いませんでした。

西岡智さん・和田貞夫さん

 石川にとって西岡さんの存在は一番大きな存在であり、狭山闘争の礎を築いて下さったといっても過言ではなく、お祝いとお礼を申したいと思っていましたが、無罪を勝ち取るため狭山集会を持ってくださり、そこで訴えることが自分の使命であり、西岡さんの志操にこたえること、と自分に言い聞かせ、彼からメッセージを託され、一人で出版記念会に出席させていただきました。多士済々、150人を超える人たちが出席されていました。
 野中広務さんの祝辞、沖浦和光さんの乾杯、スピーチは森田益子さん、金城実さん、そして石川一雄のメッセージを読ませていただきました。

中野さん、作田さん、西岡さん、杜さん

 一番感動し、盛り上がったのは、「差別裁判うちくだこう」を作詞・作曲された作田晃さんと、それを譜面に書かれたという中野博喜さんのアコーディオン演奏で全員が手拍子をとりながら歌ったときでした。1970年5月、部落解放国民大行動の中で作られたこの歌を作田さん、中野さんが共に同じ場所で歌ったのは30数年ぶりということでした。
 
 18時から21時過ぎまで、熱気は高まるばかりでした。私たちも西岡さんの志操に学びながら、これからも志を持って歩みます。
 狭山を勝利し、共によき日を迎えたいという私たちの希み・願いが、一日も早く叶えられるように、精一杯の闘いを続けます。どうかお体大切に長生きをしてください。