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メルマガ◆◆ー狭山の風 vol.295 2008/03/2 -◆◆に ◇第3次再審請求提出の新証拠 その2(月刊『狭山差別裁判』最新号第401号より)が掲載されていますので以下転載させていただきました。
◇第3次再審請求提出の新証拠 その2
前号に続き、月刊『狭山差別裁判』最新号第401号に掲載の「第3次再審請求で提出されたおもな新証拠」をお届けします。
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【川向・加藤意見書】(2006年5月2日付)
識字問題の研究・実験にかかわってきた教育学者である川向秀武さんと福岡の識字学級に関わっている教員の加藤陽一さんによる「文字習得能力及び文章構成能力に関する意見書」。
日本における識字問題の歴史と現状、「非識字者」の実態や漢字習得における学習のありかたなどをふまえて、脅迫状と石川さん作成文書を比較検討し、漢字使用状況、誤字状況の違い、文章構成能力の違いなどを分析、同一人が書いたものとはいえないと鑑定。
脅迫状に見られる「当て字」は「非識字者」が雑誌『りぼん』から振り仮名を頼りに漢字を拾い出して書いたとは考えられず、自白は不自然。
当時の石川さんは「非識字者」であり、脅迫状を書いたとは考えられないと指摘。
*以上、月刊『狭山差別裁判』最新号第401号より転載。
3月2日、午後9時から11時40分までフジテレビで映画「それでもボクはやっていない」が放映されました。冒頭「10人の真犯人を逃がすとも一人の無辜を罰するなかれ」に、映画を撮られた周防監督の司法への姿勢が映し出されたように思いました。身に覚えのない痴漢の容疑で現行犯逮捕された青年が「やっていない」と無実を訴え続けます。しかし、起訴され、有罪判決が出されます。警察の取調べ、裁判官の姿勢、裁判のありようなど、何もしていない人が、権力にがんじがらめに絡めとられ、犯人にでっち上げられていく様に胸が苦しくなります。
しかし、この映画を多くの人に見ていただきたいと強く思いました。権力はこのような理不尽なことをするのです。そしてこの中では、えん罪被害者にならないための示唆に富んでいます。これまであまり関心がもたれなかった司法制度やえん罪について、身近に考えるきっかけを作られたと思います。昨年5月1日、周防監督が狭山現調に来られました。「それでもボクはやっていない。パート2・狭山」いつか撮っていただきたいと思いました。
2008年3月号 創刊号 「冤罪File」(エンザイファイル)キューブリック発行 が出されました。冤罪はあってはならないのですが、冤罪が多く引き起こされている事実と関心が本の発行につながったのでしょう。