2014年10月16日高裁前アピール

 ずっとうれしいハプニングが続く高裁前、
この日は高裁前に初めて登場のはっぴ(法被)と、徳島・Tさん、山梨・鳥口さん、そして初めて来て下さった千葉のMさんと、「SAYAMA見えない手錠をはずすまで」の映画を観て「SAYAMA」の詩を書いて下さった竹内さん。
 午前8時過ぎには高裁前に来て下さった足利事件の菅家利和さん。そして沢山の狭山を闘う仲間たち。埼玉、東京、千葉、神奈川、群馬、京楽座・俳優中西和久さん、埼玉県連からは女性部の人たち。

   
カモイを組み立てる  はっぴを着た石川 

 昼の部から登場した法被は、埼玉のAさんとフェイスブック「狭山事件の再審を実現しよう」管理人MIKAさんの発案・共同制作で、カンパを募って作られたもの。10・31狭山集会や、高裁前アピールできっとにぎやかに、裁判所や検察庁、道行く人にアピールし、盛り上げてくれることだろう。
 鳥口さんは友人を誘って来て下った。マイクを握り、「検察の証拠不開示は刑事訴訟法435条違反です。その意味で国家犯罪です。」「冤罪をなくすには取調べの全面可視化が必要です。」「捜査機関の暴走を監視するにはマスコミの皆さんの力も必要です」「河合裁判長、9月24日付に出した私の嘆願書を読んでいただけましたか?裁判長の英断を切に願っています」と訴えた。午後1時過ぎにアピール行動を終えても、山梨に帰るバスは午後5時前までないそうだが、「10・31集会にも必ず行きます。じっとしていられない、突き動かされるような気持ちです」と話して下さった。
 埼玉住民の会連絡会・会長の秦さん「石川さんが一日も早く普通の生活が送れるように」 神奈川県共闘会議・議長の田中さん「証拠開示を強く求める」 「今日は仕事が休みだから」と来て下さった東京清掃労組・押田さん「労働組合で18年間、毎年狭山現調を続けている。裁判所は弁護団から提出の新証拠や、世論の証拠開示、事実調べを求める声に真摯に向き合ってほしい」 MIKAさんから「ここに、3度目の家宅捜索でカモイの上から被害者の万年筆が見つかったという『カモイの模型』があります。裁判長この『カモイ』を見に来て下さい。」 埼玉・明子さん「奪われ続けている石川さんの自由を取り戻すために、命ある限り、サポートをしていく」
 菅家さん「私を犯人にデッチあげた警察・検察を絶対許さない。2度と冤罪を起こしてはならない」 

 多くの人の訴えが裁判所前に響く。

   
   
   


 石川は「裁判所は人権の砦であります。真実は一つ、私の無実を明らかにするには裁判を開き、その中で真相究明をしていただきたい。毎日その一点だけを願い、全国各地に支援のお願いに回っています。この想いは51年間一度もくじけたことはありません。10月31日には寺尾確定判決から40年、12月21日は仮出獄で社会に出て20年。その時「冤罪の受刑生活解かれども 故郷に立ちて吾は浦島」の歌を詠みました。今日も多くの人にサポートをいただき、また全国から支援してくださっている人に支えられていますが、私の心の闇は晴れていません。検察が隠し持つ多くの証拠を開示させることによって真実は明らかになるはずであるので、真実を究明するために検察に証拠開示命令をだし、今度こそ事実調べ・再審開始を行って頂きたい」と訴え続ける石川の、張り裂けそうな心の思いが痛い程感じられた。


足利事件・菅家利和さんと   はっぴの後ろ姿  

 
 石川が着たのは黄色の法被。「この色がいい」と自分で選んだ。とても良く似合っていた。
 高裁前アピールも長い闘いになった。今、多くのサポーターが自ら来て下さっているが、それぞれの創意工夫した取り組みがあって闘いが元気に新鮮に、持続しているのだと思う。
 この日、千葉・東葛住民の会Kさんから50筆、山梨・鳥口さんから35筆、千葉住民の会Sさん「先日北海道に行ってきました。私のふるさとです。」と言って北海道からの署名24筆をいただいた。

 
 いつも皆さんに感謝の気持ちで一杯だ。
 

 狭山に帰ると、法被を発案された埼玉のAさんからメールが届いていた。「高裁前に行くといつも元気を頂いて帰ってきます。みんな本当に狭山の勝利を願い、一人ひとりの人権が大切にされる社会を願っている方たちです。狭山の闘いは長く厳しいけど、そんな素敵な人たちとの出会いに支えられ、頑張れます。また、来週!」と書かれていた。徳島のTさんからは「高裁前アピールに来ることしかできません。来て良かった!!」 大阪Hさん「鴨居模型、今日も朝から活躍ですね。法被も今日からですね。昼の部も無理せず願生ってください」 布川事件杉山卓男さん「高裁前、元気ですか?31日お会いできますね」 
 MIKAさんからは「YさんとEっちゃんが所沢の航空公園で狭山のビラを配ってくれるんだって。先日まで会ったこともなかった人たちが、狭山を軸に次から次とつながっていく。パワーみなぎる高裁前。このパワーを結集すれば再審の扉もきっと開けられる。そう信じられる今日の高裁前だった」・・・・・


 「気持ちは高裁前に」というメールもたくさんいただく。
 このパワーが全国各地に繋がっていき、司法を動かす力になりますように・・・・

 もう一つのハプニング・・・・・朝、カモイを組立てている写真を一枚撮った後、「バッテリー切れです」のメッセージと共に、写真が撮れなくなった。この写真は徳島のTさんに撮って頂いたものを掲載させて頂きました。Tさんありがとうございました。