近 況

拡大全国狭山活動者会議 狭山住民の会全国交流会  2018年9月20日

 東京・部落解放同盟中央本部で、上記会議が開かれた。9月14日には37回目の三者協議があり、その報告、また今後の取り組みや、意見交換があった。
弁護団から無実を明らかにする新証拠としてスコップに関する平岡鑑定書を7月10日に、また8月30日には、石川宅から発見された万年筆は被害者の物ではないとする下山第2鑑定を提出したことが報告された。また、37回目の三者協議の中で検察が何らかの反論、反証を予定、準備しているとのことで、次回三者協議は12月下旬に開かれる等の報告がされた。
この間の取り組みとして、7月19日、西日本新聞に「狭山事件の再審を求める意見広告」が掲載されたこと、近畿ブロックを中心に10月25日~30日の間に、意見広告を出す予定であること、10月31日日比谷野外音楽堂で10・.31狭山市民集会が開催されることなど報告された。
 参加者から多くの意見が出された。すべては「狭山を勝利するために」が根底にあり、身の引き締まる思いであった。
部落解放同盟大阪府連合会作成の「えん罪 狭山事件」に当日早くも会議の詳細が報告されていたので、リンクさせて頂きました。

 会議を終えた後、二人で「李政美コンサート」に行った。18時15分開場、19時開演。18時過ぎに行くと会場の日暮里サニーホールはもう多くの人が並ばれていた。ゲストは小室等さん。すてきだったなぁ~ お二人の歌声も醸し出される温かさも・・・・・
 狭山に帰ったのは23時。音楽の余韻が疲れを感じさせなかった。

現調(獄友)  2018年9月21日

 9月21日、午前中は、近畿ブロック等が進めている「狭山意見広告」の企画(案)で、「現場を見れば真実(ホント)がわかる 獄友とめぐる狭山事件『紙上』現地調査」 のための取材で、足利事件の菅家利和さんと布川事件の桜井昌司さんたちと現調とインタビュー。

 
 以前より四分の一位の小ささになった荒神様

福岡から   

 同日午後から福岡から学校の先生方が現調に来て下さった。
この日は朝からずっと雨が降り続き、寒かった。毎年のように現調に来て下さる皆さん、現調に先立って以前から親交のあるTさんから「人権・同和教育に魂を込めて頑張っている皆さん方です。素晴らしい人たちです。ぼくも行きたかった、お会いしたかったです。ぼくも72歳になりましたが、部落解放をめざしてこれからもがんばっていきたいと思っています。『人権と平和に定年はありません』」と書かれたお手紙を頂いていた。皆さんの熱い思い、温かい心に触れる。ありがとうございました。