7月18日23時と7月22日24時、NHK Eテレ ETV特集で「雪冤~ひで子と早智子の歳月~」再審を求めて 袴田事件と狭山事件 が放映された。金聖雄監督の作品だ。
 今回はコロナ禍の中で、ひで子さんと私が交流するシーンを浜松の秀子さん宅で撮影を予定していたが、高齢な二人が移動して撮影のリスクを考えて断念。大幅な中身の変更を余儀なくされながら、完成された。
作品が完成したのは放映前日の17日だった。この間、金監督は6キロほど痩せたそうだ。
私も、多くの人に見て頂きたいと思い、手紙や、はがき、メール、ホームページ等で、できる限り報告をさせていただいた。
どのような作品になっているのか私たちも全然知らなくて、18日23時、ドキドキしながら視聴した。
終わってすぐ24時過ぎに青森のIさんから「とっても良かった」とメールが来た。うれしかったな~  それから数えきれないくらいのメールやお手紙を頂いた。
 今日8月1日、広島のHさんから「昨日、友人から『ひで子と早智子』見ました。本当によかったです』と連絡があり、知らないところでたくさんの人が見てくれていると思うととてもうれしくて涙が出た。さっちゃんに狭山は広がっているよ、と伝えたくて、電話したのよ。」とのお電話を頂いた。半世紀近く狭山を支援し続けて下さっている彼女に「いつもご迷惑ばかりかけているのにありがとう」と言うと「狭山で集まる人は迷惑だと思っている人は一人もいない。自らの闘いなんだ」と話された彼女の言葉に私も涙。
「金監督や、撮影に協力してくださったすべての皆さんに感謝」とのメールも多く頂いた。
「ひで子と早智子」は、7月25日までNHKプラスで無料で配信された。その後はオンデマンドサービスで1年間有料でみられるそうです。

上記歌は、裁判長が代わっても、無実の証拠は何年たっても変わらない。私の信念はかわらず、勝利するまで闘い続けるとの思いを込めた歌だそうです。

今新型コロナが猛威をふるっています。どうかお体大切にお過ごしください、