1月31日の伊勢新聞で「石川さん支援訴え」と大きく報道

三重県での2つの集会

一枚のポスター(雲出で)
 2005年1月28日、三重県津市にある会場に着くと子どもたちのとっても素敵な歌声が聞こえてきました。
子どもたちが「一枚のポスター」を歌って迎えてくれたのです。この歌は埼玉県の「うっちゃんバンド」が作り歌っています。私がとても好きな歌なのです。
 
 雲出(くもず)市民館で行われている「生き方講座」の第3回のゲストとして呼んでいただきました。これまで何度もメールのやりとりをして親しくさせていただいたKさんとは初めての出会いでしたが、以前から知り合っていたような懐かしさを覚えました。全国女性集会で出会ったHさんは、私たちの似顔絵の入った名刺を作ってプレゼントしてくださいました。子どもたちが沢山参加してくださいました。部落差別の結果、貧しくて教育を不十分にしか受けることが出来なかった。そのことが今も「狭山事件」の犯人として見えない鎖に縛られていることに繋がっている、との思いを持つ石川は子どもたちに「石川さんにならないように、一生懸命勉強してください」と語りかけていました。最後に「一枚のポスター」をみんなで歌ってくださり感激しました。

参加者で「一枚のポスター」を 会場が一体となって

「狭山事件を考える中勢地区の集い」

 1月29日、白山町民会館で「狭山事件を考える中勢地区の集い」が開かれました。会場には1時間半もかけて鈴鹿市から駆けつけてくださったり、午後7時から開会という遅い時間にも関わらず、会場に入りきれないほどの人が来てくださいました。司会をされたOさんが「やっとこの地に石川さんを呼ぶことができた。石川さんがこの地で話をしてもらうことは私の夢だった」と話されました。この一言に私は胸が一杯になったのです。
 
 石川は苦しかった年月を今多くの人との出会いや、闘いに直接触れ、彼の闘いが孤独でなかったこと、無駄でなかったことを彼自身が今感じていると思います。彼の人生が「えん罪」に陥れられたことの怒りや、恨みだけでは悲しすぎます。えん罪を晴らし、二度とこのようなことを起こさせない、「えん罪」が晴れたら夜間中学校に行く、そのような夢や、未来への展望を持って生きています。大きな闘いの真っ只中にいて、彼はいつも希望を持ち続けています。「反差別」の闘いを続けてきた彼の誇りがあります。

石川の溢れるさまざまな思いが 会場からの熱い思いに勇気を・・・

 1月30日、第16回横浜解放まつり2005

 1月30日は伊丹空港から高知県に行きました。空港から高速道路の終点で降り、そこから約1時間殆ど山の中を車は走りました。トンネルを抜けたところに真っ青な海が広がりました。迎えに来てくださったMさんが「ここはとても素敵なところです」と話してくださいましたが、ほんとにそうでした。
 
 昨年8月横浜こども会の皆さん(中学生が中心)が狭山に現調に来てくださったのです。ここからは3年に1度現調に来てくださいます。3年間子どもたちが資源の回収をしたり、解放まつりでちゃんこ鍋を作り販売などして狭山まで来る資金をためているのです。昨年8月狭山現調から帰った子どもたちは学校の文化祭で狭山現調の報告をしてくれたそうです。
 
 子どもたちから沢山の手紙も頂きました。「黄色のゼッケンを着けて狭山現地を歩いた。これを周りの人が見て差別のことなど調べて石川さんのことを知って差別は絶対にいかん、石川さんは無実だという人が一人でも増えてくれると思う」「石川さんがお父さん、お母さんのお墓参りに早くいけるようになってほしい、僕たちもがんばりたい」「ゼッケンをつけて歩いて最初ちょっと恥ずかしかったけんど、でも自分らあは石川さんの無実っていうがを訴えようがやき、ゼッケンをつけて歩いてよかった」「ずっとゼッケンをつけて歩きました。ちょっと恥ずかしかったけど、勉強をやる気になれたし、町のみんなにもぼくたちが何をしにきたのかわかってくれたと思うのでつけてよかったです」などなど・・・・・
 また30日の解放文化祭では「狭山劇」を自ら脚本を書き、演じてくれました。その子どもたちが「横浜解放まつりに石川さんに会いたい」との声で今回私たちを呼んでいただいたとお伺いしました。

中学生による「狭山劇」 50数年ぶりの餅投げで餅をひろいました


 集会で石川は「今回は大いに期待している。無実を示す鑑定も出された。皆さんが裁判官に『事実調をしてください』と言う声を届けてください。事実調を求める署名を集めてください」と精一杯のお願いをしました。

 高知県の集会から帰るとメールが届いていました。
 Kさん「2人に熱を持って話していただいた。それを聞いて私自身にも熱があり、それを言葉や活動を表していきことで光になるということを実感させていただいた」
 
 Oさん「自分の近くの人に狭山を知ってもらえた。署名、葉書の要請活動をしていきたい」

 Iさん「子どもたちも私たちも今回は忘れられない解放まつりとなりました」

 そして今うれしいファクスがOさんから届きました。
1月31日、地元の伊勢新聞が「石川さん支援訴え」と大きな見出しで「狭山事件を考えるつどい」が載っている記事を送ってくださったのです。
 それぞれの集会で大きな力を頂きました。今ラストスパートです。全力を尽くします。ほんとうにありがとうございました。


お知らせ
2005年2月7日〜8日「部落解放・人権徳島地方研究集会」が開かれます。
2月7日(月)13:00〜16:30
        徳島市文化センター
        記念講演・演題「狭山事件・社会を考える」
        講師 鎌田 慧さん(ルポライター)14:45〜16:20
2月8日(火)分科会9:30〜16:00
        狭山・共同闘争分科会
        場所アスティ徳島第2会議室