2005年9月17日〜19日、栃木県で部落解放全国青年集会が開かれました。
第1日目の全体会で石川は第三次再審闘争に向けて闘う決意と支援を訴えました。
第2日目は8分散会と「足尾鉱毒事件ー田中正造と闘いの軌跡を訪ねる」のフィールドワークがありました。
第2分散会「狭山再審闘争」は講師に齋藤保さん(指紋鑑定士)青木孝さん(狭山事件再審弁護団)が来て下さいました。そのおかげで大きな会場一杯になるほどの青年が分散会に来てくださいました。
 青木弁護士は1985年狭山第二次再審請求のとき弁護団に入ってくださいました。「狭山事件は差別捜査があったから石川さんは無罪と言っているのではない、証拠上おかしい、こんなにも無実を証明する証拠がある。なんで有罪にするのか。常識から考えてもおかしい。そのことを一人でも多くの人に伝えてほしい。人に訴えるとき、ただ『おかしい』と言うのでなく、一つでもその事実を確信を持って訴えてほしい」と結ばれました。
 齋藤指紋鑑定士は、脅迫状・封筒の指紋検出実験で「脅迫状・封筒に触っていれば必ず指紋が付着する。石川さんの指紋がないということは石川さんは脅迫状や、封筒に触っていない、石川さんは犯人ではない」とわかりやすい言葉で講演と実験をしてくださいました。「専門的なことは弁護士や鑑定人にまかせてもらいたい。狭山事件をアピールするのは皆さん方。青年の皆さん方が狭山事件を徹底して闘うということはまさに歴史をつくること」と話されました。

 その後3グループで「横断幕」を作成し、参加者のメッセージも書き込まれました。午前9時半から、午後5時頃まで長い時間でしたが、青年たちの狭山に対する熱い思いを感じることが出来ました。「父もずっと狭山を闘っています」と話してくださったテツロウさん、横断幕作成のとき「私が石川さんだったら何を訴えたいか」と一生懸命考えていたシホさん、多くの再会と出会いがありました。石川も感動の面持ちでした。

レセプションでのユメオイビト、アメジスト、
リーガルのバンド演奏・よかった!
齋藤さんの指紋実験(狭山分科会)と会場

横断幕には「Never  Give Up」 「これが最後だ!カウントダウン」「狭山事件を忘れないで!」とのメッセージが書かれていました。

3グループでそれぞれ横断幕を作成 作成した横断幕に参加者がメッセージを


「布川事件」で再審開始決定だされる。

9月21日「布川事件」の再審決定がでました。
1967年、茨城県で男性が殺害され、現金が奪われた事件です。
犯人とされた2人の自白の信用性や、目撃証言は信用できないとする鑑定、現場に犯人とされた2人の指紋が残っていないのは不自然とする再現実験結果などが決めてとなったようです。
38年の無実の叫びが届いたのです。ほんとうによかった。
狭山事件も布川事件に続き、再審開始決定が出されることを心から希っています。
証拠開示と事実調べがされること、そこからだと思います。

「布川事件ホームページ


(2005年9月22日)