狭山第3次の闘いへ

 2006年5月23日、東京高等裁判所に第3次再審請求を提出しました。
「5・23狭山事件の再審を求める市民集会」の会場から、東京高裁に狭山弁護団、石川一雄を祈るような気持ちで送り出しました。豊中・狭山事件研究会「ストーンリバー」ホームページに『万感迫る思い』と書かれていましたが、ほんとうにその通りの心境でした。

 市民集会は午後0時40分ソプラノ歌手渡辺千賀子さんのミニコンサートで幕を開けました。
石坂啓さんが「石川さんが幸せに生きることは自分も幸せに暮らせること。希望を持って力をあわせて狭山を発信していこう」と開会の挨拶をされました。

 石川は「43年前のこの日、警察で厳しい取調べを受けていた。思い出し、無念でならない。この三次で事実調べを行なわせ、えん罪を晴らしたい。三次で最後になるよう、全力で闘いぬく」と決意を述べました。
 えん罪被害者で、長い闘いのなかで無実を晴らすことができた免田事件(熊本)の免田栄さんは「えん罪が二度とおこらない、差別がおこらないような社会になるようお願いする」、甲山事件の山田悦子さんは「自分の力ではどうすることもできない。努力しても報われないのが今の司法。大きな世論を」とメッセージを頂きました。市民の会事務局長の鎌田慧さんは「3度目の正直ではないが、狭山は絶対に勝つと信じてやっていこう。力を合わせれば道は拓ける」と100万人署名運動を全力で取り組もうと提案されました。
 
 デモ行進に移るころ、雨がぽつぽつと降り出し、心配しましたが、傘をさすほどでもなくほっとしました。デモ行進では石坂啓さんのイラスト入りのカラフルなパラソル、狭山のロゴ入りTシャツ、色とりどりの風船、手作りののぼり、横断幕、猛特訓の成果の甲斐ありプロ顔負けの「狭山チンドン」などなど・・・・私たちの気持ちも張り詰めながらも、元気で、市民集会の名にふさわしい工夫のあった集会だったとうれしく思いました。

 2006年5月23日「歴史を拓くはじめの日」として新たな希望と、確信を持って3次の闘いを進めていきます。
 東京高等裁判所で狭山事件を担当するのは第4刑事部(仙波厚裁判長)です。

狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会(動画配信されています)

Web荊冠旗


2006年5月24日の東京新聞の関連記事より

2006年5月24日の埼玉新聞の関連記事