
2006年7月8日、台風3号の接近を気にしながら飛行機に乗りましたが、雨にも降られず、ほっとしました。
部落解放共闘北筑後地域会議、部落解放同盟筑後地区協議会、狭山事件を考える久留米市民の会が中心になって「筑後地区狭山第3次再審を求める会」を開いてくださいました。久留米市は狭山弁護団主任弁護人をされている中山弁護士のふるさとということもあり、第3次の再審で事実調べや、証拠開示を求め、再審の開始を求める熱気が会場の久留米市民会館一杯にあふれていました。
会場には思いがけず、昨年8月現調に来てくださったYさんも狭山Tシャツに狭山バッジをつけてS先生や子ども会の皆さんと一緒に来て下さっていました。現調にきて下さった人たちと、地元で、闘いの場で出会えます。体調を崩されていたYさんが元気で、狭山の集会に駆けつけてくださったことをとてもうれしく思いました。
石川は「無実を勝ち取るまで闘い続けるが、皆さんにご支援を頂いてこの三次で無罪を勝ち取りたい」と訴えました。中山弁護士は「裁判所に事実調べをさせるよう、闘いぬく」と真犯人が書いた脅迫状と石川の筆跡に違いがあることを科学的な鑑定結果を基に報告しました。主催者を代表して森下さんから「石川さんは社会に出ているが、仮出獄で選挙権も奪われたまま。冤罪を晴らし、いまも石川さんの手にかかっている見えない手錠をはずしたい」と力強い挨拶を頂きました。
会が開かれるまでには、会場を借りたり、ビラを作って会の案内をしたり、資料を作ったり、横断幕を書いたり、会場の設営をしたりと、たくさんの人の力に支えられています。そして会場に足を運んでくださる人たちがいます。そういう皆さんに支えられて狭山の闘いがあります。私たちもできることは何でもしたい、裁判所に事実調べをさせるまで絶対にあきらめない、ねばってねばって闘い抜く決意です。
「人が真に動けば、さざなみの様な動きが津波に転化する」ともろさわようこさんが話されていましたが、狭山のうねりは津波に転化すると信じ、確信を持って闘いを続けています。まもなくはじまる狭山事件の公平で公正な裁判を求める署名活動も、大きなうねりとなって城壁のような裁判所に穴をあける起爆剤となると信じています。
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| 西日本新聞 2006年7月9日 |
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