2006年9月30日〜10月2日、熊本県で部落解放研究第40回全国集会が開かれました。
1日目、全体集会、2日目は分科会でした。
2日目、「狭山再審闘争と司法民主化の課題」の第3分科会は国際l交流会館ホールで開かれました。
エレベーターを降りると廊下一杯に狭山パネルと「えん罪『狭山事件』糾弾!石川一雄さんは無実です」と大きく書かれた横断幕が貼ってありました。「くまもと『狭山事件』を考える住民の会」のMさんが長い時間をかけて書いてくださったそうです。ロビーには鴨居の模型、そして10文半の地下足袋が置かれていました。本当に感動しました。「住民の会」の皆さんは毎月23日、熊本の辛島公園で「狭山」が公正な裁判を受けられるよう、狭山事件を多くの人に知ってもらいたいと、午前7時から午後7までの12時間坐りこみをされています。住民の会が発行している機関誌「響」2006年9月号には、8月23日、51回目の坐り込みをされたことが書かれていました。
 私たちは、熊本県で開かれる全研に来るのをとても楽しみにしていました。発行されている機関誌「響」で、皆さんの取り組みや、投稿された記事、写真を見せていただいているので、皆さんはいつも身近な存在で、お会いできるのを楽しみにしていたのです。
 
 講演は、中山武敏弁護士、庭山英雄弁護士、齋藤保指紋鑑定士、「住民の人権を考える会」から武田佐俊さん、鹿児島・志布志事件(2003年鹿児島県でおこった公選法違反事件として鹿児島地裁で審理中。過酷な取調べで自白をさせられたえん罪事件として今闘われています)の被告・関係者からでした。志布志事件で逮捕されたKさん、Nさんが過酷な取調べの状況など訴えられました。狭山事件発生から40年以上過ぎた今も、このようなえん罪事件が起きているのです。昨年8月には「住民の人権を考える会」が結成され、人権侵害を許さず、真相究明を求めて活動されています。再びこのようなことを起こさないために、警察、検察のありかたや、裁判のあり方を問い、無罪判決を勝ち取るまで闘うと話されたKさん、Nさん、訴え(報告)をしていただき、ほんとうにありがとうございました。勝利のよき日が一日も早くくるように共にがんばりましょう。
 
 分科会にはたくさんの人が参加してくださいました。「会場が一杯で入れなかったので、他の会場に行きました」とメールを下さった鳥取のKさん、福岡県から支部の皆さんたちと参加して下さったYさん、滋賀県のHさん、大阪のMさんと則子さん、Hさん、九州に来られていた露の新治さんはわざわざ熊本まで足を伸ばし狭山分科会に来て下さいました。京都のKさん、佐賀県のTさんNさん、三重県のTさんと栄子さん、鹿児島のKさん、徳島からHさん、Kさん、Y子ちゃん、Nさん、ロビーに置かれたテレビで講演を聴いてくださった多くの皆さん、ほんとうにありがとうございました。
また、分科会を盛り上げてくださいました「くまもと『狭山事件』を考える住民の会」の皆さんに心から感謝しています。