愛媛県宇和島市で2つの集会
2007年4月3日〜4日、真宗大谷派 四国教務所主催の「部落差別問題研究会」が開かれました。
温暖で豊かな自然に恵まれた宇和島。私のふるさと徳島から、四国の中では一番遠い所にあるのではないかと思います。
3日〜4日にかけて、「無実の叫びー冤罪・狭山事件35年」のビデオ視聴や、研修生発表等、中身の濃い研究集会でした。石川は「私が一番願っていることは『事実調べをしてほしいこと』」と訴えました。高知県の濱口さんから「狭山事件も44年という時間が過ぎ、忘れられたり知らない人が増えている。組織で出来ることは組織的にする、一方で組織を動かすのは一人ひとり。冤罪を許さないというみんなの意思、気持ちが大事、市民、住民の声が司法を動かす。一人でも多くの声を裁判所に届け、3次を動かそう」 愛媛県、松尾さん「狭山事件は権力犯罪である。宇和島では誤認逮捕事件があり、鹿児島でもでっち上げ事件があった。このようなひどい人権侵害事件を起こしても権力は平然としている。第2、第3の石川さんが出る。国民投票法案もどこかで狭山とつながっている。他人事でなく、自分ごととして考えていこう」等多くの意見が出されました。石川の訴えを聞くのははじめてという方がほとんどで「本人から直接話しを聞いてよくわかった。さっそく署名活動に取り組みます」と多くの人から感想をいただきました。また、会場でも多くの署名をしていただきました。皆さんに温かく迎えていただきました。また新たな出会いもさせていただき、ほんとうにうれしく思いました。
4月4日、午後6時から「狭山事件を考える宇和島の集い」が「宇和島平和憲法を守る会」主催、社民党宇和島支部、宇和島地区労の共催で開かれました。「狭山事件を考える愛媛の会」の松尾さんから「狭山事件の真相と現在の情勢」の報告がありました。集会前にOさんが三浦半島の段々畑に案内してくださいましたが、そのことにふれ「再審開始は、らくだが針の穴を通るほど難しいといわれるが、石川さん本人の声を聞き自分で確かめ、ぜひ周りの人に狭山を伝えてほしい。三浦半島の石垣は石の一つひとつの積み重ねがあってりっぱな段々畑になっている。私たち一人ひとりがその取り組みをすれば石川さんの無実が晴れる。狭山事件には3つの側面がある。@冤罪性A差別性(部落差別)B権力犯罪 である。一人の無実の人を救い出せないような我々では人の権利を尊重させることは難しい。石川さんの取り組みは一人ひとりの基本的人権を守る取り組みである」と述べられました。
4日、集会がはじまる前の時間に段々畑を案内していただきました。桜の花が満開の三浦半島を回ると目の前に広がる宇和海と段々畑(耕作地を求めて、先人が急斜面に拓いた段々畑・・・宇和島市観光ガイドより)。潮風がとてもおいしい作物を作るとか・・・段畑でとれとれのジャガイモを早速買って帰りました。じゃがバターでいただきました。こんなにおいしいじゃがバターは初めてでした。
まもなくお手紙をいただきました。四国教務所長の相良さんから「署名用紙を送ってください。四国教務所内で取り組みたい」
「狭山事件を考える愛媛の会」の松尾さんからは「段々畑の石積みと同様一つひとつ、積み上げるしかないと思っています」と書かれていました。
温かく熱いお手紙でした。このように素敵な出会いをさせていただいている私たちは幸せだとおもいます。皆さんありがとうございました。
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