事件が発生し、石川一雄が別件逮捕されて44回目の2007年5月23日、狭山事件の再審を求める市民集会が、東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。
この日東京高裁に「狭山事件の再審を求める市民の会」代表の庭山英雄さんをはじめ、鎌田慧さん、辛淑玉さんたちが84336筆の署名を東京高裁に提出しました。3月1日の提出分とあわせ高裁に提出した署名は1000592筆となりました。 

辛淑玉さん「負けてはいけない」
Web荊冠旗HPより(写真)

 辛淑玉さんが「負けてはいけない闘いがある。石川さんの無実をかちとる闘いは、社会のためであり、私自身のためであり、あなたのためでり、多くの人の声である。このような人権侵害を許さないためにも、100万の声を届け、裁判所を包囲しよう」との開会挨拶がありました。

 石川は署名が100万を超えたことのお礼と「今度こそ、証拠開示と事実調べを行い、再審開始されることを確信している」と、これからが正念場の闘いに、さらなる支援を訴えました。

 集会にはえん罪死刑囚・袴田巌さんのお姉さんの秀子さんが弟の無実を訴え、「袴田巌さんの再審を支援する会」の山崎俊樹さんからアピールがあり、連帯を深めました。

 とても暑い1日でした。集会終了後のデモ行進も暑い日差しを受けながら熱い思いをぶつけ「石川さんは無実」の声が都内をこだましました。デモ解散地点で最後まで一緒に横断幕を持ちデモ隊の皆さんを迎えてくれた友人のSさん、「集会もデモも初体験でした。人のぬくもりを感じた集会で感動しました。これからも共に」のメールをいただきました。着ぐるみで暑い中デモされた兵庫県のNさん「着ぐるみは暑かったですが、デモ隊の隊列から離れて横の歩道を歩き、道行く人のより近くで行動したことで、いろんな経験をさせてもらいました。今後の狭山活動につなげていきたいです」とメールをいただきました。

 この日、狭山事件の再審を求める市民の会が東京高裁に署名を届けました。辛淑玉さんは「狭山事件は差別によるデッチ上げ。届けられた100万の市民の感情にこたえていただきたい。司法の法に対する期待を裏切らないでほしい。私の母も字が書けない。石川さんの人生は母の人生につながる。100万筆以上の署名をいただいたが、この100万人の後ろには多くの字が書けない人の思いがつながっている。公平で公正な裁判がされ、この国に生まれてよかったと思える取り扱いをしていただきたい」と訴えました。一戸さん「一人の人間を救うことがこの国の社会正義を実現すること」庭山代表「必ず門野裁判長に伝えてほしい」等々・・・・担当者「必ず裁判長に伝えます」・・・・

 暑い熱い1日が終わった。またこれから新たな闘いがはじまる。
裁判長が5月23日大野裁判長から門野博裁判長に変わった。裁判長が誰に代わろうと、石川の歌にあるように「耳澄ませ、心開いて」狭山に向き合えば真実は必ず見えてくるはず。
 石川の三次で勝利して最後になるようにとの思い・・・届け

    埼玉新聞 関連記事(2007年5月24日)

 石川さん「無罪を確信」
 狭山事件再審求め都内で集会
狭山事件の再審を求める市民集会が二十三日午後、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。再審を求める市民の会(代表・庭山英雄弁護士)や部落解放同盟中央本部など同集会実行委員会の主催で、全国から約四千人が、埼玉 県からは埼玉教組など約四百五十人が参加した。
 狭山事件は四十四年前の一九六三年五月一日、狭山市で高校一年の女子生徒 (当時十六歳)が下校途中、殺害された事件で、無期懲役が確定し、九四年に仮釈放された石川一雄さん(68)が昨年五月、東京高裁に第三次再審請求を行 っている。
 石川さんは「再審請求署名が百万人を超えて感謝している。今度こそ証拠開 示と事実調べを行い、再審を獲得できることを信じている」と決意を述べた。 妻の早智子さんも「これからが本当の闘い」と支援を呼び掛けた。
 弁護団の中山武敏主任弁護人は「第三次再審請求に当たり、石川さんが脅迫 状を書いていない点を明らかにした筆跡鑑定、筆記用具に関する元鑑識課員の鑑定など新証拠を提出、三月には犯行現場がうそであることを示す新証拠も提出した。鑑定人尋問、事実調べを実施させ、再審を勝ち取りたい」と強調した。
 再審請求署名簿は百万五百九十二人分集まり、庭山代表らがこの日、東京高裁に提出し、事実解明を要請した。またルポライターの鎌田慧・市民の会事務局長は「百万人署名が成功したのは重要なエポック。再審請求運動を広げて、 裁判所を包囲したい」と強調した。
 この日は四十一年前、旧清水市で起きた一家四人殺しの袴田巌死刑囚の再審 を求める姉の秀子さんらも駆け付け、無実を訴えて、連帯を深めた。

 以上Web埼玉 http://www.saitama-np.co.jp/news05/24/12x.htmlから全文転載    


今回で8回目となった狭山マラソン、埼玉県の「県南・石川一雄さんを支援する会」のメンバーを中心に、今年もがんばりました。無実を訴えて埼玉地裁前から、日比谷野外音楽堂まで30キロあまり、途中大阪から2人が応援(ビラまき)に参加して下さり、ランナーも伴走者も応援団もとても元気をいただいたそうです。私たちも狭山を6時に出て応援に駆けつけました。雨がなくほっとしましたが、朝から汗がにじんでくるような暑さに、平均年齢50歳以上というランナ-の体調が心配でしたが、集会場までみんな元気に到着しました。
ほんとうにありがとうございました。

浦和地裁前スタート 自転車で伴走を