
2007年6月16日、兵庫県・明石教会で「狭山事件の石川一雄さん、早智子さんを囲んでの集会」がありました。集会は解放歌(水平歌)の合唱ではじまりました。
明石教会は1974年から30年以上も部落問題を学習、取り組みをされてきています。また今回、教会で狭山事件の真実を訴える機会を作っていただいたHさんは、1990年、部落問題に取り組む宗教教団連絡会議から千葉刑の石川一雄の面会に行ったそうですが、そこで石川無実を確信したそうです。無実を訴え続けながら、1994年、石川は仮出獄ではありましたが、32年ぶりにふるさと狭山の土を踏むことができました。それからほとんど毎年Hさんは狭山現地調査に来てくださっています。今年の3月26日にも日本キりスト教団兵庫教区から明石教会のK牧師さんたちと共に現調にきてくださったばかりでした。また司会をされたTさん、会場に駆けつけてくださったOさん、Yさん等、これまで明石教会から多くの人が現調に来てくださっているので、初めての場所とは思えないようななつかしさが感じられました。15年位前高校生だった子供さんと一緒に現調をしてくださったYさんが「私の身長は160センチ、3回目の家宅捜索で鴨居の上から発見されたとされる万年筆はよく見えた。本当におかしいと思った。教会で部落解放セミナーがあり、勉強をする機会を頂くことにより、自分の心の中にある差別に気づかせてくれた。差別を他人事としてでなく、自分事としてひきよせて考えていくことが大事」と話されました。石川は「最近古希間近という歌を作ったが、私はまだ68歳。私の無実を信じて下さった多くの人との出会いで元気に闘い続けられ、また仮出獄で出ることができた。今は少しの自由はある。私の無実はこれまで出された証拠だけでも明らかだが、しかし『無実・無罪』という判断が出されない限り本当の自由はない。事実調べがされるよう更なるお力添えを」と訴えました。会場から率直で温かい質問や感想を一杯頂きました。ぬくもりのある集会でした。
石川ははじめての『明石焼き』をご馳走になりました。OHさんが署名をたくさん持ってきてくださったこと、久しぶりの出会いなど、闘いの中でうれしいこと、楽しいこと、元気の出ることを一杯頂いています。皆さんありがとうございました。
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