取り調べの可視化と証拠開示の法制化を求める院内集会 

 
 日比谷公園での前段集会

 2012年4月20日、午後1時から、参議院議員会館1階 講堂で、「冤罪被害者が訴える取調べの可視化と証拠開示の法制化を求める集会」(狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会 代表 庭山英雄弁護士)が開かれました。それに先立ち、東京高裁・東京高検に対する要請行動を行いました。
 
 午前10時30分、日比谷公園健康広場での前段集会で、部落解放同盟中央本部・組坂委員長をはじめ、各県連代表の挨拶、石川からのアピールのあと、各都府県連の要請書や、団体署名、個人署名を高検、高裁に届けました。石川はこの日初めて高裁の要請行動に入り、「弁護側・検察側から意見書が出されている。どちらが正しいか、職権で再鑑定をしていただきたい。ぜひとも職責を全うして公正・公平な判断をして頂きたい」と訴えました。

 参議院会館・講堂には300人近い人で一杯になりました。会場正面には、「取調べの可視化と公正な証拠開示を求める」請願署名 個人署名741379筆と、団体署名、2672団体の署名が置かれていました。短期間の間に、これほど多くの人の署名を頂いたのです。どんなにか多くの人が署名を頂くためにご尽力を下さったか、また署名をしていただいたか・・・・・と思うと胸が一杯になります。

   
個人署名 741379筆頂きました 緊張と緊迫感の中で強い意志を固めた

 石川は「来年で事件発生から半世紀。何としても今年中に再審開始の目処を勝ち取りたい。冤罪を晴らすには事実調べと可視化、証拠開示は何としても必要。皆さんのさらなるご支援を」と訴えました。中山主任弁護人から「捜査の可視化がされていたら、石川さんの自白はなく、起訴もなかった。狭山事件は裁判所から証拠開示勧告されたものさえも検察はいまだ『不見当』といい、多くの証拠が隠されている。このような不正義は許されない。しかし、狭山事件も急速に動きは進んでいる。弁護団は証拠の力で迫る。皆さんは世論の力で迫っていただきたい。」と報告されました。

 
左から 桜井・菅家・石川・袴田
・川畑・杉山(敬称略)

 
  その後、支援に駆けつけてくださった足利事件の菅家利和さん、布川事件の杉山卓男さん、桜井昌司さん、志布志事件の川畑幸夫さん、袴田事件の袴田ひで子さん(袴田巌さんの姉)が、冤罪は密室での取調べや、証拠隠し・改ざんによって引き起こされている、と司法の民主化と、狭山事件が一日も早く無罪獲得できるよう支援をしたいとアピールを頂きました。

       
中山主任弁護人  鎌田慧さん  庭山代表 

 代表の庭山弁護士から「勝利に導く日は近い、もうすぐです」と挨拶。鎌田慧事務長は「狭山事件は石川さん無罪獲得が到達点ではあるが、日本の司法の民主化、人権回復運動として世論化し、他の冤罪事件の人たちと共に闘ってきた。光が見えている。無罪獲得まで共にがんばろう」と挨拶がありました。
 その後、請願署名を提出しました。