2015年4月25日、「狭山事件の再審を実現しよう 市民のつどい in 関西」が尼崎市小田公民館で開かれました。「狭山再審を求める市民の会・こうべ」の皆さんや多くの呼びかけ人(団体)、部落解放同盟兵庫県連の協力、多くの賛同者のおかげで市民のつどいが開かれました事を心から感謝いたします。
   4月25日はJR尼崎での事故からちょうど10年目であり、26日が選挙投票日なので、会場に来て下さる人は少ないのではと思っていました。会場に入ると驚きました。お忙しい中を250人を超えて、会場に入りきれない程の人たちが来て下さっていました。うれしかったのは、昨年10月に京都で映画上映会があった時、そこに来て下さり、映画上映後少しの時間でしたが、交流させて頂いた人たちが、滋賀県や京都から来て下さったことでした。奈良、島根、徳島、滋賀、大阪、宗教者の方、これまで出会った人たちや、呼びかけ人になって下さった「狭山再審を求める釜ヶ崎住民の会」の仲間たち、嬉しい再会と新たな出会いを頂きました。豊中・狭山事件研究会「ストーンリバー」と、「狭山事件の再審を求める釜ヶ崎住民の会」顧問の西岡智さんからメッセージを頂きました。

 浜田寿美男さん(奈良女子大学名誉教授)から「虚偽自白はこうしてつくられる」と題してのご講演がありました。「虚偽自白こそが石川さんの無実を明らかにしている。」とわかりやすく、丁寧なお話でした。石川は大きく動き出した今の裁判闘争の状況を報告し、更なる支援の訴えをしました。
 「一人からはじめる狭山支援」と題して活動報告をされたノジマミカさん、パワーポイントを使いながら、狭山との出会い、東京高裁前アピール行動等視覚に訴え、ワクワクして取り組んでいる様子が報告されました。「狭山事件の再審を実現しよう」フェイスブックでの高裁前アピール行動や、狭山現地調査の呼びかけは、これまでの枠を超え、狭山の闘い、支援の輪を広げたと思います。狭山闘争52年の闘いも、新たな息吹きのなかで、動いています。

 滋賀県のKさんからメールを頂きました。「省略~ノジマミカさんの取り組みについては、私たちが今後狭山を広げていくために突きつけられている多くの課題を提起してくれたように思います。私も狭山を知っている人とはたくさん話をしますが、多くのまだ知らない人と話ができていないことです。知らない人や、無関心の人にどう伝えるか、まさに狭山勝利へのカギだと改めて考えさせられました。省略~ 先日の4月23日狭山デーでは滋賀・草津駅前でこの集会のチラシを含めて、ビラまき情宣をしましたが、参加者の一人として、滋賀でもこのような市民集会が開けるよう頑張りたいものです。省略~」 長いメールのなかにKさんの思いが込められていました。徳島のTさん、大阪のHさんからは集会の写真を送って頂きました。(このページに使わせて頂きました。ありがとうございました。) MIKAさんがお母さんのように慕っているNさんからは手作りのジャムを頂きました。

   
「虚偽自白が無実を証明」 浜田寿美男さん 支援を訴える石川 

 縁の下の力持ちをしてくださったTさんから「今日は、ばたばたとしていて、集会もほとんど聞けず仕舞いでした。できれば一参加者として一雄さんや早智子さん、皆さんのお話しを聞きたかったです。これからも狭山再審を願う一個人として自分に何ができるか考えていきたいと思います。」とメールを頂きました。京都シネマで出会ったYさんから署名70筆が届いていました。お手紙には「25日尼崎の集会にこちらの知人たちがとても楽しみにしています」と。

 
「 狭山再審を求める市民の会・こうべ」 山本善偉さん

 52年目の狭山再審闘争。石川はけっしてあきらめず「真実は必ず明らかになる」との思いで生きてきました。そのように思わないと生きてこられなかったのかもしれません。そして彼のその思いを支え続けて下さったのが狭山を支援して下さっている人々なのです。狭山を闘って長い人、出逢って間もない人、さまざまに狭山の闘いを興して下さっています。
 石川の不屈の精神は支援者の皆様方がいたから培われたと言っても過言ではないと思います。石川と共に暮らし、闘いの厳しさの中で、ときには折れそうになることもある私が、なんとか踏みとどまってこられたのも、多くの人との出会いや、石川の悲しみや、切なさ、怒り、そして時には怒りが爆発すことがあっても・・・・しかし、いつも前向きに生きようとする石川の思いを少しずつ感じとることができたからだと思います。

沢山の人たちの思いが重なって作り上げられた「市民のつどい」皆様に心から感謝いたします。