2018年5月18日、かながわ労働プラザで「第3次狭山事件の再審を求める神奈川県民集会」が開かれた。
部落解放神奈川県共闘会議、部落解放共闘横浜市連絡協議会、部落解放川崎地区共闘会議三者の共催で毎年開かれている。私が狭山に来て22年、その間、毎年の狭山集会と狭山現調(今年は6月2日)を続けて下さっている。また、高裁前アピール行動にも、部落解放同盟・神奈川県連三川委員長をはじめ、共闘の皆さん方が大勢で必ず来て下さっていることに、感謝の念で一杯だ。いつも思う事だが、55年目を迎えた狭山闘争、なかなか動かない狭山闘争に、このように長い間、支援し続けて下さっている全国各地の皆さん方に、お応えするのは狭山勝利しかない。「今度こそ」の思いで、ただ只管闘いの日々を送っている。

   
主催者を代表して碇議長の挨拶  歌を詠む石川 

 5月16日、カトリック・塚田シスターから「5月18日はどうしても行けないけれど、5月23日の狭山中央集会には必ず行くから」と連絡を頂いた。84歳?のシスターの力強い声に励まされる。
 17日Nさんからメールを頂いた。体調を崩されているNさんが、目も耳も調子が良くない石川の事を心配して下さっている。長い闘いになり、これまで支援し続けて下さっていた人たちが、亡くなられたり、病に倒れられたりしている。一日も早く朗報をお届けしたい。
 県共闘会議・近藤さんの司会で始まった集会、主催者を代表して、横浜市連絡協議会,碇議長さんよりあいさつを頂いた。
 狭山弁護団、河村健夫弁護士から「脅迫状と石川さんの筆跡は『99.9%別人』との福江鑑定の意義」を中心に報告された。
 最後に主催者から「映画『獄友』が5月26日~6月1日(13時45分~15時50分)まで、ジャック&ベティ横浜で上映されるので、ぜひ多くの方に観ていただきたい」との報告があった。多くの人に観て頂けますように。