近 況    雨漏り      

 湖東記念病院事件でえん罪を訴え続けていた西山美香さんの再審無罪判決が今年中にも出る。検察が「有罪立証を断念した」そうだが、これって検察がなぜ、「間違っていました」と言えないんだろう。事件から16年余り、一人の人間だけでなく、その家族まで塗炭の苦しみの中に置かれた年月を思うと、彼女を犯人にした人たちは謝るだけではすまされない。冤罪を二度と起こさせないためにも、間違って判断をした人たちに、それなりの罰を与えなけれれば、また安易に彼らはえん罪を作り出すだろう。一日も早く彼女が心軽く穏やかに過ごせる日が来ますように。
そして狭山事件の石川一雄にも。

 10月27日は参議院埼玉県選出議員補欠選挙投票日。石川一雄にはその知らせは届かない。

 
 窓の下にブルーシートを

 台風19号、21号、そしてその間の雨・・・・・住んでいる部屋は10日あまり雨漏りがひどい。何度も管理会社に電話して24日午前中やっと、業者の人が状況の把握に来た。老朽化して「コンクリートが劣化」しているそうだ。窓からの雨の侵入と、コンクリートにひびが入り、そこからだんだんに水が浸透し、雨漏りがしているという。壁紙がはがれ、床までカビが出始めた。台風や、地震等で大きな被害を受けた人に比べれば大したことはないかもしれないが、実際に雨漏りがして初めて大変さを実感する。まさかブルーシートを部屋の中で使うとは思ってもみなかった。業者さんから「大きな工事が必要だろう、時間もかかる」と言われた。今日(25日)も雨。心はブルー

 10月24日、たくさんの方から送って頂いた署名750筆を現地調査の案内に来てくださった中央本部の安田さんに手渡す。
皆さんから頂いた署名、一筆一筆に心からの感謝を。

 10月21日保護司さんとの面談。

「狭山事件にとりくむ東葛住民の会」から署名70筆が届く。毎月1回、松戸駅頭で狭山情宣行動をされているときに頂いたものだ。

たった1回しかお会いしたことのない北海道にお住いの秀子さんから新巻サケを送って頂いた。2014年北海道に呼んでいただいた時に出会わせていただいた。あれから5年。今も交流が続いている。不思議で、うれしいご縁を頂いている。

那須塩原市の舩田さん、ずっと機関誌や、署名を送り続けて下さっている。今回多大なカンパとはちみつを頂き、「10月31日狭山集会にぜひ参加したい」とうれしいお便りを頂いた。

 狭山を戦う人たちはみんな温かい。