2019年12月10日

毎日たくさんのお便りを頂きます。
毎日のようにメールを送ってくださるBinさんは、私が作っている「えん罪狭山事件」を更新するとその感想や思いを書いてくれます。滋賀のよっちゃんもそうです。書くこともパソコンも苦手な私にとっての応援団をしてくれています。Binさん、東京高裁・後藤裁判長に445枚目のはがきを送ったそうです。すぐそこに迫った三者協議に「光射しますように」と書いてくれました。加須のAさんから「先日の高裁前アピール行動、お二人のお元気な様子に安心しました。お二人が元気でいてくれる事が、私たち狭山を闘う者たちには大きな励みになります。こんなにも長い厳しい闘いを続けなければならない中で、挫けることなく真っ直ぐ前を向き続けられる事って凄いことだなと思います。北埼で頑張られているHさん、体調の悪い中をアピール行動に参加されました。私が「大丈夫なの?無理しないで!と言うと、「アピール行動に行くと、元気もらえるから~」と話されていました。Hさんだけでなく、アピール行動に集まってくる多くの人たちが、アピール行動に来ると元気になれるんだろうと思います。私もそうです。狭山って本当にすごい闘いです!苦しい時もあるけど、直ぐにみんな元気になれます。特にアピール行動の闘いを続けてきた人たちは、そうなんだろうと。お二人の闘いが、こんなにも多くの人たちと豊かな出会いを作ってくれ、繋げてくれました。狭山闘争に出会えたことを、みんな感謝していることでしょう。そして、いつか石川さんの無実を晴らせたとき、高裁前で、共に泣き、笑い、喜び合える日を信じ願い、待ち望んでいます。もう誰一人欠けることのないうちに、その夢を果たしたいと願っています」
素晴らしい出会いを頂いているのは私たちです。元気に闘い続けてこられたのも皆さんのおかげです。

これまで高裁前アピール行動は、炎天下で、拭っても拭っても滴り落ちる汗、寒さで手がかじかみ、心が折れそうになる時、雨が降り続き、ビラ情宣も、署名活動も出来ず、ぬれそぼり、涙がこぼれそうになった時、それでもアピール行動が始まって少しすると心がシャキとし力が湧いてきた。支援してくださる皆さんの力があった。
最初7~8人の動員で始まったアピール行動。最近は80人から100人を超えた。
最初は何もなかった高裁前。いつか、たくさんの手作りの横断幕や、工夫をこらしたボード、パネル、プラカード、ムシロ旗や、傘に「狭山の証拠開示を」と丁寧にテープを張り付けたもの、究極の「鴨居」の登場には驚いた。雨が降らない限り、「鴨居」はいつもデンと高裁に対峙して並んで立っている。高裁前はいつも賑やかで、多くの出会いと、ドラマがある。通りすがりの人がきれいな花が咲いている鉢植えをくださったこともあった。
これまで、多くの人が来て下った。千葉のSさん、杖が一本から二本になり「無理しないで」というと「無理しないとこられません。狭山を勝つまでは来ます」と話されたSさんが亡くなられて4年。Tさんは今も病床にある。
今を精いっぱい闘う事しかできない。それが勝利につながると信じている。
石川は、今日12月10日、午前中は病院に定期検診。午後から保護司との面談

   
 今も部屋にビニールシートが  カビがいっぱいの部屋

今日、雨漏りがし、カビだらけの部屋にやっと業者の人が来た。「今年中に、りフォーム業者、オーナー、建物を管理している三者で話し合い、返事をしたい。来年1月か2月位には、工事にかかりたいが、はっきりした日は言えない」とのこと。
カビだらけの部屋に今も石川が寝ている。
大丈夫かな~。大丈夫でないよね"(-""-)""(-""-)"